マイクロスコープでお肌を見させて頂くと、頬に赤みがあるお肌、結構多くいらっしゃいます。
私も、赤ら顔で悩んだ時期がありました。
子供の頃、「りんごちゃん」とからかわれたり、大人になってからは頬が異常に火照ったりすることもあって、けっこう不快でした・・・
● びまん性発赤
このお肌の方、多いです。
びまん性発赤は、持続的にうっすらと赤みが広がった状態で、もともと皮膚が薄く遺伝性のこともあります。
寒暖差で赤みが強まり火照ることがあります。
薬剤、ストレス、ホルモン、加齢や、化粧品の刺激などで、重度の血管疾患に進行することが多々あります。
⚫︎ 毛細血管拡張症
毛細血管が目で確認できます。
何かの原因で、収縮力を失った毛細血管が弛緩したままの状態です。
コラーゲンなどが変性し、皮膚の密度が薄くなります。
さらに脆い毛細血管ができやすくなり、毛細血管の密度が高まってしまいます。
びまん性発赤や拡張症が、複合的になっていることが多いです。
びまん性発赤から、このような血管疾患に進行するには、いろんな引き金になるものがありますが、赤みが出る大元の原因になっていることを、これから書いていきたいと思います。
肌の赤みには、炎症性のある「酒さ」がありますが、ここでは炎症性を持たない赤みについて書いていきます。
顔には毛細血管が体より緻密に張り巡らされているので、血流量の変化や圧、酸素不足に応じて顔色が変化します。
毛細血管の働きの1つに、体温調節のため、皮膚の血流量をコントロールするというのがあります。
この毛細血管は自律神経の働きの影響を受け、寒い時は血管を収縮させ、暑い時は弛緩させます。
そうすることで、体温を一定に保とうとするんですね。
肌の赤みが持続するというのは、何かの原因で毛細血管が収縮できずに、「弛緩」が強く起こっている状態。
その弛緩した状態が、継続しているために血行が滞っているという症状です。
毛細血管が弛緩したままになっている原因、それは血流をコントロールしている自律神経の「落差」にあります。
寒暖の差などで、血管の緊張と弛緩との落差が激しいほど、血管の弛緩が強く起こります。
極度の寒さや緊張などで、毛細血管が強く収縮した状態から、急激に弛緩に向かうことで、血管はちょうど良い緊張のバランスを保てなくなるんですね。
緊張と弛緩との落差が激しいほど、血管の緊張度の低下(弛緩)が長引きます。
これが起こりやすいのは、実は「体に冷えを持っている体質」なんです。
そもそも、真皮層にある毛細血管は、皮膚の厚み(表皮+真皮)があるので、基本的に目で確認することはできません。
でも表皮が薄くなれば、真皮にある毛細血管が透けて見えてしまいます。
血流が悪くなっているので、表皮への栄養や酸素、老廃物の受け渡しが緩慢になり、必然的に表皮が痩せていくような感じ。
それに加え、洗浄剤や浸透剤配合化粧品(市販化粧品、無添加コスメ、ドクターズコスメなど)を使うと、角質バリアが壊れるから、さらに皮膚を薄くしていくことになってしまい、肌の赤みを助長させてしまいます。
①皮膚が薄くなっている
②自律神経の落差 → 毛細血管の弛緩
③体が冷えている体質(自律神経の落差を起こしやすい)
次回は、改善方法を書いてみたいと思います ♪
※ natura skin therapyでは、自然素材を効果的に使い、肌の厚みを根本的に復活させ、毛細血管の収縮、拡張力のバランスを整えるお手入れのご提案、フェイシャルケアをしています。
natura skin therapy
めざす肌は、ノーファンデ ♪
その肌悩み、年齢のせいとは言わせない!
年齢を重ねても、若々しい印象を与えるのは、「肌」にあると思っています。
根本的に肌が整い健康な肌であれば、たとえシミがあったとしても、もう怖いものはない!
根本的に肌を整えるには、まず乾燥肌を本当の意味で改善しなければなりません。
一般的な化粧品では出来ないアプローチで、一生ラクな健康美肌をつくります。
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